「英語は大事だと言われるけれど、うちの子に本当に必要なのかな……」
「周りが始めているので焦るけれど、何のために習わせるのか、自分でもはっきりしていなくて」
体験レッスンでも、こうしたお声をよくいただきます。まず、最初にお伝えしたいのは、すぐに答えが出なくても大丈夫ということです。
■ 英語を学ぶ意味は、英語力だけではありません
もちろん、英語が話せるようになることは大きな魅力です。ただ、姫路で長く子どもたちを見てきて感じるのは、英語には**「自分で向き合い、自分でやり切る」経験を積める**という、もうひとつの大切な価値があることです。
そのことを、教室での2つの出来事からご紹介します。
■ 「難しい」と言う子が、教室では…
ある男の子(現在小学6年生)は、幼児クラスから小学生クラスに進級したとき、お母様に「難しい」と話していたそうです。お母様からも「難しいと言っています」とご相談を受けました。
ところが、教室での様子はとても良好でした。宿題もきちんと終わっていて、間違いもありません。不思議に思ってお母様に伺うと、宿題はお父様が手伝ってくださっているとのことでした。ご家族には「宿題の量が多い、難しい」と感じさせてしまっていたのだと思います。
そこで、宿題は私が「本人の理解」を確認するためのものであることを、改めてお伝えしました。
もうひとつ、お母様への声かけも変えていただきました。
「難しい?」→「今日は何をしたの?できた?」
「難しい?」と聞かれると、子どもは「うん」と答えやすいものです。「何をしたか、できたか」を尋ねると、本人の言葉で状況が見えてきます。この小さな変化のおかげで、お母様も本人も、つまずいている部分がはっきり分かるようになりました。
今では、授業で一生懸命に取り組み、新しいことや難しいことに挑戦するのを楽しんでいます。
■ 教室では、自分の力で集中できる
別のクラスのお母様は、いつも「レッスンが難しすぎる」「宿題に苦労している」と心配されていました。
そこで、その男の子に教室で宿題をしてもらい、私が様子を見ることにしました。すると、10分もかからずに終わったのです。
家ではお母様に頼っていても、教室では「自分でやるしかない」と分かっています。それに、早く終われば早く帰れます(笑)。その様子を録画してお見せすると、お母様はとても驚かれていました。
弟さんも同じです。私の教室では、子どもたちは頭を下げて集中し、分からないところがあれば質問します。ただ、実際にはあまり質問はありません。最後まで自分でやって、一緒に見直して、間違いがないか確認する。それがいつもの流れです。
「自分の力でやり切る」経験を教室で重ねていった彼は、その後、学校でも力を発揮していきました。
小学校では、担任の先生やALTの先生から「いつも素晴らしい生徒」と言われ、ALTには自分から進んで英語で話しかけていたそうです。そして中学校に入って最初の英語のテストで、100点を取りました。
本人もお母様も、その成果をとても誇りに思っていました。私もとてもうれしかったです。
■ 「自分でできる」という手応えが、いちばんの財産に
子どもたちは、必要な場面では、私たちが思っている以上に自分の力を発揮します。英語は、その力を出す絶好の舞台です。
「英語ができる」だけでなく、「難しくても、自分でやってみたらできた」という手応えを持てること。それが、これから先、どんな道に進むときにも支えになると私は考えています。
■ まとめ
- 英語を学ぶ価値は、英語力に加えて「自分でやり切る力」が育つことにもあります
- 「難しい?」より、「今日は何をしたの?できた?」と聞いてみてください
- 宿題はお子さまの理解を確認するためのものです。「できたか」より「何をしたか」を聞いてみましょう
- 家では頼っていても、教室では自分で集中してやり遂げる子がたくさんいます
- 「うちの子に合うかな?」と迷ったら、体験レッスンで実際の様子をご覧ください
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