Tag: 保護者

  • 行きたくない」と言われたら、どうすればいい?

    「今日、教室に行きたくないって言うんです」 「無理に連れて行っていいのか、正直わかりません」 そんなご相談を受けることがあります。今回は、実際に私が担当したある生徒の話をもとに、正直にお伝えしたいと思います。 ■ まず知っておいてほしいこと 結論からお伝えします。 「行きたくない」は、多くの場合一時的なものです。大きく騒ぎ立てず、時間をかけて見守ることで、自然と落ち着いていくケースがほとんどです。 ■ レッスンのたびに拒否していた女の子の話 以前、担当していた生徒に、学校自体があまり好きではなく、英語のレッスンも気が進まない様子の女の子がいました。それでも、その子は自分のお母さんには「教室に行きたい」と話していたそうです。 最初の数ヶ月は、お母さんに教室の外で待ってもらい、私一人でその子をクラスに迎え入れるようにしました。ですが、毎週のように、レッスン中に何もしようとしませんでした。10分ほどで気持ちが切り替わる日もあれば、もっと長くかかる日もありました。 そのとき参考にしたのが、イギリスのテレビ番組「スーパーナニー」から学んだ考え方です。同じ指示を何度も繰り返しても、効果はほとんどありません。そこで私は、座って一緒にレッスンに参加するよう、二回だけ声をかけるようにしました。それでも拒否するときは、それ以上追いかけず、その子の様子をあえて気にしないようにしました。 そうすることで、彼女は自分のタイミングで、少しずつレッスンに参加し、私や他の生徒と関わるようになっていきました。 ■ なぜ「繰り返し説得」が逆効果なのか 子どもに何度も同じことを言い続けると、かえって意固地になってしまうことがあります。これは、家庭でもレッスンでも同じです。 大切なのは、行動を無理に変えさせようとすることではなく、子ども自身が「参加したい」と思えるタイミングを待つことです。声をかける回数を決めておき、それ以上は追いかけない——このシンプルなルールが、意外と効果を発揮します。 ■ 保護者の方にお伝えしたいこと 「行きたくない」と言われたときに一番避けたいのは、大きな反応をしてしまうことです。無理に説得したり、逆に「じゃあ辞めようか」とすぐに結論を出したりすると、子どもはその反応自体に敏感になってしまいます。 まずは焦らず、時間をかけて見守ってあげてください。教室側でも、その子のペースに合わせて対応します。 ■ まとめ 「行きたくない」という言葉は、英語そのものへの拒否反応とは限りません。多くの場合、時間が解決してくれます。大きく騒がず、子どものペースを尊重しながら見守ること。それが、私たちが大切にしている考え方です。 不安なことがあれば、いつでも教室にご相談ください。